【生理前の肌荒れ】ニキビ・乾燥などは治る?漢方などの対策も!

【生理前の肌荒れ】ニキビ・乾燥などは治る?漢方などの対策も!
生理前だから肌荒れが気になるなぁ…
再春館製薬所
古川
生理前はホルモンバランスが乱れやすくなるので、肌が荒れやすくなるんです!
そうなんですね!ホルモンバランスを整えることはできるんですか?
再春館製薬所
古川
ホルモンバランスを整えることは難しいことなんです。でも肌荒れの対策はできるんですよ!
肌荒れ対策はどんなことをすれば良いんですか?教えてください!
再春館製薬所
古川
わかりました!じゃあ今回は生理前の肌荒れ対策について詳しく教えていきますね!

生理前のニキビや肌荒れはホルモンバランスの乱れが引きおこす

生理前に肌が荒れるおもな原因は、ホルモンバランスの乱れです。

女性の体ではエストロゲン(卵胞ホルモン)やプロゲステロン(黄体ホルモン)というホルモンが分泌されており、生理周期によってこれらの比率が変わることが、肌荒れを引きおこすきっかけとなります。

まずはエストロゲンやプロゲステロンといったホルモンの役割や、生理前のホルモン変化と肌への影響についてみていきましょう。

エストロゲンの役割とは

エストロゲンは女性らしさをつくるホルモンです。成長とともに分泌量が増え、乳房の発育や丸みのある体をつくります。また、コラーゲンの生成を促し、美肌をつくる役割も担っているホルモンです。卵胞から出るため「卵胞ホルモン」とも呼ばれています。

プロゲステロンの役割とは

プロゲステロンは妊娠準備に必要なホルモンです。エストロゲンによって厚くなった子宮内膜を柔らかく保ち、妊娠しやすい状態にします。また、妊娠が成立すると、妊娠を維持する働きも担っているホルモンです。黄体から出るため「黄体ホルモン」とも呼ばれています。

生理前のホルモン変化と肌への影響

月経周期は、卵胞期(排卵前)・排卵期・黄体期(月経前)の3つにわけられます。エストロゲンは月経から卵胞期に分泌量が増加し、プロゲステロンは排卵期から黄体期に分泌量が増加するのが特徴です。特に生理1週間前の黄体期は、プロゲステロンが増えるので皮脂の分泌が活発になり、ニキビや肌のかさつきに悩む方も少なくありません。

ただの肌荒れか生理前の肌荒れか見分けることはできるんですか?
再春館製薬所
古川
2つを見分けるためには肌荒れがいつから始まったかに注目すると良いですよ!

生理前のニキビや肌荒れはいつからおこるの?

生理前のニキビや肌荒れはいつからおこるの?

生理が始まる1週間前からプロゲステロンが増加し、皮脂の分泌量が増えます。ニキビや吹き出物、肌荒れなどのトラブルがおこりやすいのもこの時期です。

さらに精神的にもイライラしたり、落ち込んだりしやすい時期でもあります。生理前の肌荒れはホルモンバランスの乱れが原因なので生理が開始すると次第に改善されることが多いです。ニキビを潰したりせず、辛抱強く治るのを待ちましょう。

生理の1週間前くらいから気をつける必要があるんですね!
再春館製薬所
古川
そうなんです!では次に生理前の肌荒れ対策について教えますね♪

生理前のニキビの特徴

生理前のニキビの特徴

女性の体は非常に繊細で、ホルモンバランスの乱れによって肌荒れがおきることは珍しくありません。次は生理前のニキビの特徴について解説していきましょう。

ヒゲや眉毛が生える部分にできやすい

生理前のニキビは、ヒゲや眉毛など毛が生える部分にできやすい特徴があります。これらの場所は男性ホルモンの影響が大きいことが要因です。男性ホルモンの働きが活発になると、皮脂が過剰に分泌され毛穴を詰まらせることがあります。特にあごや頬、フェイスラインなどはしっかりとケアしましょう。

肌荒れと乾燥を併発する

卵胞期に分泌量が増えるエストロゲンには、肌のターンオーバーを促進したりバリア機能を高めたりする働きがあります。そのため、月経後から排卵期までは肌の調子が良い方も多いかもしれません。

しかし、生理前になるとエストロゲンの分泌量が減り、肌荒れや乾燥を併発することがあります。肌が乾燥していると刺激に弱くなり、ニキビや肌荒れなどの肌トラブルを引きおこしやすくなるので注意が必要です。

スキンケアを見直そう

スキンケアを見直そう

生理前のニキビを防ぐには、スキンケアを見直すことが大切です。特に肌が乾燥しているとニキビができやすくなるため、肌のうるおいを保つケアを心がけましょう。

洗顔

肌への刺激を抑えるため、たっぷりの泡で包み込むように洗うことが大切です。洗うときは、おでこや鼻など皮脂の多い部分から洗い始めると良いでしょう。皮膚の薄い目元や口元は、より優しく洗うように意識してください。

ニキビを防ぎたいからといって、頻繁に洗顔するのは逆効果です。過剰な洗顔は肌の保湿成分まで洗い流してしまうため、朝と夜など回数を決めてケアしましょう。

保湿

洗顔後はなるべく早く保湿するのがポイントです。肌は洗った瞬間から乾燥しはじめるので、きちんと保湿しましょう。保湿化粧品には、化粧水やジェル、乳液、クリームなどの種類があります。それぞれ目的に応じて使い分けましょう。

  • 化粧水、ジェル:肌の角質へ水分を補う
  • 乳液:保湿成分を維持する
  • クリーム:補った水分の蒸発を防ぐ

肌質に適したケアをする

使うスキンケア化粧品は何でも良いわけではありません。自分の肌質に適したケア化粧品を選び、ていねいにケアすることが重要です。自分の肌質をチェックしてから、ケア化粧品を選ぶようにしましょう。

  • 乾燥肌:油分と水分の両方が少ない肌
  • 脂性肌(オイリー肌):油分が非常に多く、水分が適量〜多い肌
  • 混合肌(インナードライ):油分が非常に多く、水分が少ない肌
  • 普通肌:油分と水分のバランスが良い肌

生理前の肌荒れ対策【基本】

生理前の肌荒れ対策【基本】

ここでは、基本となる生理前の肌荒れ対策について解説していきます。

ストレス軽減により生理前の肌荒れを抑える

女性の体はエストロゲンとプロゲステロンの影響を受けています。特に生理前はプロゲステロンが優位になり皮脂の分泌が活発になることで、肌荒れやニキビなどの肌トラブルを引きおこしてしまうのです。

皮脂の分泌量は、遺伝による個人差があるため、対処が難しい部分でもあります。

しかし、肌荒れを含む生理前のホルモンバランスによる症状(PMS:月経前症候群)は、ストレスが多い方や完璧主義で几帳面な性格の方に症状が出やすい傾向にあります。生理前の肌荒れを抑えるには、ストレスを減らすよう心がけることも大切です。

ストレスがかからないようにコントロールするんですね!
再春館製薬所
古川
生理前の期間は忙しくならないように、緊急でない用事を避けるなどして、リラックスできる環境を整えることがおすすめです!

バランスのとれた食事を心がける

生理前の肌荒れを抑えるには、バランスのとれた食事を心がけましょう。特に肌荒れ防止に効果的な食材は以下のとおりです。

  • 納豆
  • ビタミンCが豊富な果物
  • 緑黄色野菜(にんじん、かぼちゃ、ほうれん草など)
  • ヨーグルト
  • アーモンド

タンパク質やビタミン類、食物繊維、乳酸菌などをしっかり取り入れることで、肌の健康をサポートしてくれます。反対に油分の多いジャンクフードやスナック菓子は控えるようにしましょう。

ニキビを触らない、つぶさない

ニキビができてしまった場合は、触ったりつぶしたりしないよう注意してください。ニキビをつぶすと炎症が広がったり、雑菌や細菌が患部に侵入して悪化したりすることがあります。炎症しているニキビをつぶすと、痕が残る可能性もあるので、美しい肌を護るためにもなるべく刺激を与えないことが重要です。

生理前の肌荒れ対策【その他】

生理前のニキビがあっても、生理が始まるにつれて次第に肌の調子が戻ってきます。しかし、結婚式やデート、旅行などの重要なイベントと肌荒れが重なったら憂鬱なものです。

次は、できるだけ早く肌荒れを改善する方法について解説します。どうしても早くニキビを治したいときの参考にしてください。

婦人科でピルを処方してもらう

婦人科でピルを処方してもらう

ニキビを治すのに皮膚科を受診する方もいるでしょう。皮膚科では塗り薬を処方されるケースが多く、効果の即効性を感じられる場合もあります。しかし、ホルモンバランスが原因である生理前の肌荒れは、表面的なスキンケアだけでは対処しきれないことも少なくありません。

スキンケアだけで改善しない場合は、婦人科を受診してピルを処方してもらうのがおすすめです。

生理前の肌荒れは、プロゲステロンが優位になり皮脂の分泌が活発になることが原因とされています。ピルを飲むことでプロゲステロンの働きが抑制され、ホルモンバランスを整えられます。

ピルは比較的即効性の高い方法ですが、すべての方に当てはまるわけではありません。きちんと医師と相談してから服用しましょう。

困ったときは病院に行ったほうが良いんですね!
再春館製薬所
古川
そうですね!病院を選ぶ際は、口コミや実績を見て、信頼できるところを選ぶようにしましょう!

漢方思想で防ぐ!生理前の肌荒れ対策

漢方思想で防ぐ!生理前の肌荒れ対策

ピルの使用に抵抗のある方は、漢方の考えを取り入れてはいかがでしょうか。

まずは漢方の基本的な考えについて押さえておきましょう。

漢方で人間の体は「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」の3つから成り立っていると考えられています。

  • 「気」...人間の体を動かす根源エネルギー。西洋医学におきかえると血液や水分、臓器を動かす役割をもち、自律神経系や内分泌系の働きに関わっている。
  • 「血」...体の中を流れる赤い液体。血液のように、全身に酸素や栄養を運び、ホルモンバランスを調整する。
  • 「水」...体内にある透明な液体。鼻水や尿、リンパ液といった体の中のあらゆる水分を指し、免疫力に深く関わっている。

そして、生理はこの中の「血」と深く関わっています。

「血」は、体内を流れる赤い液体すべてを指し、ホルモンバランスを調整したり酸素や栄養を体中に運んだりする働きがあります。

「血」のめぐりを促す食べ物や運動を取り入れる

生理の周期でホルモンバランスの変化がおこるときは、「血」が乱れやすくなります。

生理前に「血」が乱れると、月経異常だけでなく、クマやくすみなどの血色不良、免疫力低下による肌荒れがおこります。

改善するためには、日ごろから血液を作ったり血の巡りをよくしたりするものを食べるほか、運動で血行を促し、巡りを良くするように心がけてください。

リラックスして「気」を整える

もちろん「血」だけではなく、「気」や「水」を正しい状態にしておくことも肝心です。

生理中は特に精神的に不安定になりやすく、ストレスが溜まりやすい時期です。

消化がよく体を温める食べ物を多く摂り、リラックスできる休養の時間を多めに確保して「気」を整えましょう。

「水」は、リンパマッサージやストレッチをして体の水分を体内で循環させることや、適度な水分を摂ることも大切です。

まとめ

生理前の肌荒れについてよく分かりました!ありがとうございます♪
再春館製薬所
古川
役に立ててよかったです!もちろん生理前だけでなく日頃から肌荒れがおこらないようにていねいなケアを心掛けましょう♪

生理前はホルモンバランスが乱れ、ニキビや肌荒れなどの肌トラブルがおこりやすくなります。ニキビや肌荒れを防ぐには、毎日のスキンケアを見直したり、リラックスできる環境を整えたりすることが大切です。

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監修:再春館製薬所 
漢方事業部 古川美礼

大学院薬学部を修了後、再春館製薬所に入社。薬剤師。医学・薬学の知識を活かし、お客様対応を行う社員に医学・薬学、そして漢方研修を実施し人材育成を担っている。また、日々お客様の症例相談、服薬指導も行う。再春館製薬所監修『おうち漢方(新星出版)』の監修を担当し、「漢方は敷居が高そう」と思いがちな若い女性特有の冷え・月経痛・便秘・肥満などの不調や悩みに効く漢方として、漢方の考え方をもとにしたアドバイスを提案。

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