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「日頃から日焼けしないように気をつけていたのに、日焼けしてしまった」という事は良くあるのではないでしょうか。
日焼けをした肌は、軽いやけどが起きているような状態です。
また、紫外線により肌のバリア機能が低下し、肌の水分が失われて乾燥した状態になっています。
日焼けによる肌の痛みを感じていなくても、日焼け止めを塗らずに外出したのならば、帰宅後にしっかりとアフターケアを行うのが望ましいです。
アフターケアで必要なことは以下の2つです。
順番に詳しくお伝えします。
上述したように、日焼けをした肌は、軽いやけどが起きているような状態です。
日焼けによって肌が熱を帯びたり、肌がヒリヒリとしていると感じる場合は、肌のほてりが落ち着くまで肌を冷やす必要があります。
肌を冷やす方法としては以下のものがあります。
肌を十分に冷やしたら、日焼けによって失われた水分を保湿によって補ってあげましょう。
日焼けの原因となる紫外線は、細胞が水分を作る力を弱めてしまうため、肌の奥の水分まで不足させてしまいます。
肌の水分が不足した状態は、乾燥肌などの肌荒れを引き起こす原因となってしまいます。
日焼けによってダメージを受けた肌は刺激に敏感になっているので、化粧水や乳液をつける時は、いつも以上に丁寧に行いましょう。
保湿に関して気になる方は下記の記事をご覧ください。
※美白とは、メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐことです。
日焼けはシミやそばかすの原因にもなります。
日焼けの原因となる紫外線が皮膚に降り注ぐと、皮膚は防御反応を起こしてメラニンを過剰に生成します。
この過剰に作られたメラニンが皮膚に残ってしまうと、シミになってしまいます。
日焼けをしてしまった後、肌のほてりが落ち着き保湿をしたら、美白効果のあるスキンケア用品でシミの原因となるメラニンの過剰な生成を抑えるためのケアをしましょう。
さらに、肌老化の8割は紫外線を含む光老化によるものだと言われているので、日焼けによる紫外線ダメージを少しでも和らげるためのケアもしてあげましょう。
そのためメラニンの過剰な生成を抑え紫外線ダメージを和らげるためには美白効果のあるスキンケア用品を用いてケアすることがポイントです。
おすすめはドモホルンリンクルの美活肌エキス「薬用美白」[医薬部外品]です。
ドモホルンリンクルの美活肌エキス「薬用美白」[医薬部外品]の成分が角層にまで届くことで、メラニンの過剰な生成が抑えられ、明るくすこやかな肌へサポートをします。
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ここまで日焼けをした後のアフターケアについてお伝えしてきましたが、紫外線のダメージは1日・2日ではなく、長期間に渡って蓄積されてしまいます。
そのため普段から日焼け止めなどを用いて、紫外線対策を行うことが望ましいです。
以下で、紫外線対策の基本である日焼け止めの選び方についてご紹介致します。
日焼け止めでよく耳にする「PA」や「SPF」はどういった意味で、それぞれどんな違いがあるのでしょうか。
そもそも地上に届く紫外線には、波長の長さに応じて「UV-A」と「UV-B」という2種類に大きく分けられます。
波長が長い紫外線がUV-A、波長が短い紫外線がUV-Bです。
波長が長いUV-Aは肌の奥にまで侵入し、シミやたるみの老化現象を引き起こしたりします。
波長が短いUV-Bは肌の奥にまでは届きませんが、エネルギーがUV-Aより強く肌の表面で炎症が起こり、赤くなります。
日焼けのパッケージに記載があるPAは肌の奥に届くUV-Aを、SPFは肌の表面に届くUV-Bを防ぐ目安です。
PAは4段階の「+」マークで表示され、「+」の数が多いだけ、UV-Aを防ぐ効果が高いです。
SPFは1~50までの数値で表示され、数値が高いほどUV-Bを防ぐ効果が高いです。
ただし、「PAやSPFの数値が高いものを選べばいい」という単純な話ではありません。
日焼け止めに配合されている成分やシチュエーションによっても選び方や使い方は変わります。
屋内にいたりちょっとした買い物だけであれば数値が高いものは必要ありませんし、炎天下でスポーツをしたりするのであればある程度数値が高いものが必要になってきます。
日焼け止めの選び方に関して詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
今度は日焼け止めの効果的な使い方についてお伝えします。
大切なのはムラなく規定量を塗ること。
規定量以下では十分な効果が発揮されません。
また汗をかいたら日焼け止めが落ちてしまい、UVカット効果が薄れているということを気に留めておきましょう。
かいた汗をタオルで拭く際なども、水平方向に拭くと日焼け止めクリームも剥がれてしまうだけでなく、肌への刺激になるため好ましくありません。
タオルで汗を拭く際には上から抑えるようにして汗を吸い取るようにしましょう。
紫外線対策について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
日焼け止めを使う際に、顔や手足など気になりやすい箇所の対策は万全でも見落としているパーツがあるかもしれません。
そこで、ついつい日焼け止めを塗り忘れがちなポイントを5つ紹介します。
耳の皮膚は薄くデリケートなので、他の部分と比べると特に紫外線の影響を受けやすいです。
特に、紫外線が強い屋外で長時間過ごすときは、耳たぶから、耳の後ろ全体にも日焼け止めを塗りましょう。
フェイスラインからデコルテにかけては日焼け止めを塗り忘れがちです。
この部分が日焼けすると、ファンデーションを塗ったときに顔と首との肌色に差が出て、白浮きしてしまいます。
塗り忘れを防止するには、さまざまな角度からチェックできる三面鏡を使うのがオススメです。
ショートヘアや髪を結んでいる人は特に注意をしなくてはなりませんが、ロングヘアの人も髪で隠れているからといって油断は禁物。
外出時は、当然首も紫外線にさらされています。首の後ろ側は自分からは見えず、日常的なケアがしにくいだけに、入念に日焼け止めを塗りましょう。
ひざの裏はしゃがんだり体操座りの姿勢で日焼け止めを塗っていると、ひざの裏が隠れてしまって塗り忘れやすいだけでなく、塗りにくい箇所でもあります。
特にスカートやハーフパンツなどのボトムスを履くときは、地面のアスファルトから反射して日焼けしやすいので要注意。
足の甲が露出する靴を履く際に日焼け止めを塗り忘れてしまうと、“パンプス焼け”や“サンダル焼け”ができてしまいます。
靴を脱ぐ場面で、恥ずかしい思いをしたことがある人もいるのではないでしょうか?
外出前に、スタンドミラーで塗り忘れ箇所がないか、全身を確認しましょう。
紫外線対策の基本は日焼け止めを塗ることですが、実は日焼け止めだけでは紫外線を全てカットすることはできません。
日焼けをしないためには、日焼け止め以外にも紫外線対策を行う必要があります。
紫外線は正午前後に最も強くなります。
具体的には午前10時~午後2時までが特に特に紫外線が多く、この4時間で1日に降り注ぐ紫外線の50%を占めていると言われています。
外出時には、紫外線が強い時間帯をできるだけ避けるか、外出する際には日傘や帽子を利用したり、サングラスをかけるなどの万全の対策をして外出をするようにしましょう。
外出したときなどには、できるだけ日差しに当たらないように日陰を利用しましょう。
しかし、紫外線には上空の太陽からの直接的なものだけではなく、空気中で散乱したものや、地面や建物から反射したものもあるため、直接日光のあたらない日陰であっても紫外線を浴びていることは忘れないようにしてください。
夏の日中など、日差しの強いときの外出には、日傘の利用も効果的です。
最近は紫外線防御機能を高めた日傘もあります。
そして帽子は直射日光をさえぎってくれます。
ただし、日傘や帽子も太陽からの直接の紫外線は防げますが、大気中で散乱している紫外線 まで防ぐことはできません。
日傘や帽子で防げない紫外線は日焼け止めをしっかり塗るなどで対策をしましょう。
袖が長く襟付きのシャツのように、体を覆う部分の多い衣服の方が、首や腕、肩を紫外線から守ってくれます。
皮膚に到達する紫外線を減らすための衣服としては、しっかりした織目・編目を持つ生地を選ぶことです。
また、最近では紫外線をカットするような素材を使っている衣服もあります。
目からも紫外線のダメージを受けることが分かっています。
サングラスや紫外線カット眼鏡を適切に使用すると、目にさらされる紫外線眼へのばく露を90%カットすることができます。
光を完全にさえぎってしまうと、瞳孔が開いて余分に紫外線を浴びることになります。
色が薄めのサングラスで、紫外線カット効果の高いものがおすすめです。
紫外線対策は入念に行いましょう。
また、健やかな肌のためには紫外線対策だけでなく、日々の丁寧なスキンケアが欠かせません。
スキンケア用品にお困りの方は、肌への優しさに徹底的にこだわり1点1点開発されたドモホルンリンクルがおすすめ。
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大学院修了後、再春館製薬所に入社。「ドモホルンリンクル」の商品開発、企画、研究に従事。研究開発員として一貫して年齢を重ねていく肌と向き合い続ける。最新の皮膚研究、肌老化研究を重ねながら、日々寄せられるお客様の声を商品に反映してきた。