着け方次第でバストアップ!?  意外に知らない、ブラジャーの正しい着け方

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ウレハダ編集部

着け方次第でバストアップ!?  意外に知らない、ブラジャーの正しい着け方

毎日身に着けているブラジャー。同じブラジャーでも、着け方次第でバストラインを美しく整え、快適に過ごせるようになるのをご存じですか?

ブラジャーの正しい着用方法を、ワコールの宣伝・広報部の上沼孝子さんに伺いました。

正しく着けて、バストのボリュームUP!

「ブラジャーは着け方を間違えると、その機能や効果が発揮されません。正しく着けることで、バストがボリュームアップしたり、食い込みが軽減したりします。体に合ったブラジャーを選ぶことと同じくらい、着け方も重要なのです」

それでは、ブラジャーの正しい着用手順を紹介します。

<ブラジャーの正しい着け方>

ブラジャーの正しい着け方

1:ストラップを肩にかけてブラの下側を持ち、体を前に倒しながらワイヤーとバージスライン(バストの底辺)を合わせます。バストをカップの中に収め、その姿勢をキープしながら後ろのホックを留める。

2:前かがみのまま、左手で左側カップのストラップの付け根を少し浮かせる。右手を左側のカップに入れバスト全体を包み、脇から中央にしっかりと寄せながら右肩方向へやさしく引き上げて整える。反対も同様に行う。(左右どちらからでもOK)

3:体を起こしたら、ストラップの長さを調節する。人差し指がスッと入るくらいのきつさが、ちょうどいい長さの目安。

「ポイントは、ワイヤーをバージスラインに合わせること、前後の下辺が水平になることです。ホックを前で留めて後ろに回して着用する方は、特に注意してくださいね」

日々の着用で、替えどきのサインをチェック!

正しくブラジャーを着けても「以前より楽になってきた」「違和感がある」と感じたら、買い換えのタイミングです。

「年齢を重ねるにつれて、女性のバストはサイズや形、やわらかさが変化します。ブラジャーを正しく着けた後、体を左右にひねったり、腕を上下に動かしたりして、自分の体にフィットしているかを確認しましょう。また、ブラジャーには寿命があります。ブラジャー自体をよく見ることも大切です」

合わないブラジャーを見つけるチェック方法はこちら!

<替え時のサイン>

●見た目がくたびれている
●カップがシワシワで凹んでいる
●調整してもストラップがずれる
●サイド部分やゴムが伸びたり、薄くなったりしている
●ワイヤーが変形している
●体に合わなくなってきた

「1つでも当てはまったら、ブラジャーの替えどきです。定期的にすべてのブラジャーを見直してくださいね」

ブラジャーとの付き合い方をマスターして、理想のバストに近づきましょう。

取材協力:株式会社ワコール 宣伝・広報部 上沼孝子さん

「世の女性に美しくなって貰うことによって広く社会に寄与する」ことを目指し、毎年1000名の体を計測。約50年にわたり蓄積した延べ4万人以上のデータを基に、“人間科学”の視点で、お客さまが求められる価値を発見、創造し、提供。「ブラジャーは捨てにくい」という女性の声から、2008年より「ブラリサイクル」を開始。

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