ヨガ初心者必見! 知っておきたいヨガの種類と特徴まとめ

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ウレハダ編集部

ヨガ初心者必見! 知っておきたいヨガの種類と特徴まとめ

女性に人気のヨガ。運動不足やストレス解消のために、始めようと考えている方もいるのでは? でも、そもそもヨガとはいったいどんなものなのでしょうか?

心と体を整えてくれるヨガ

「ヨガは、心と体のバランスを整えるためのツールです。健康維持だけでなく、自分の感情や内面を客観視するのにも役立ちます。たとえば、今までは怒りが収まらなかったような場面でも、冷静に自分の感情に気づけるようになり、その感情に巻き込まれることなく心のバランスが保てるようになるんです」

こう話すのは、ヨガインストラクターのNanaeさん。ヨガといえば難しいポーズをとるイメージがありますが、それ自体が目的ではないそう。

「アーサナと呼ばれるヨガのさまざまなポーズは、瞑想のための準備段階です。もちろん健康状態を良くして柔軟性などを向上させてくれますが、あくまでも、瞑想を通じて自分の内側と向き合うことが大切です。ちなみに、ヨガはサンスクリット語の『ユジュ』が語源で、『つなげる』『調和』といった意味を表します」

ヨガの種類とそれぞれの特徴

「呼吸法と座法を修練する『ハタヨガ』を源流とし、そこからさまざまな流派が生まれています。現在では数えきれないほどの種類があります」

いざヨガを習おうと思っても、どの流派にすればいいのか迷ってしまうかもしれません。そこで今回は、押さえておきたい代表的なヨガとその特徴を教えていただきました。

●ホットヨガ

室内の湿度や温度を一定に保ち、発汗量をアップさせるヨガ。冷え性改善やシェイプアップに効果的。

●アシュタンガヨガ

世界的に有名なヨガ。ポーズは決められた順番に行い、動きと連動させて呼吸する。歴史も長く、ヨガの世界にどっぷり浸りたい方にオススメ。

●アイアンガーヨガ

ブロックやベルトなどの補助具を使いながらポーズをとっていくヨガ。年齢を気にすることなく、誰でもできるよう工夫されている。こちらも歴史が深いので、ヨガをとことん極めたい方にぴったり。

●陰ヨガ

1つのポーズを3~5分ほどキープし、じっくり時間をかけて行うヨガ。リラックス効果が高く、体が硬い人でも始めやすい。

●リストラティブヨガ

ブランケットやストラップなど、姿勢を補助する道具を使うヨガ。運動量が少なく、癒やされたい人向け。妊娠中の方や高齢者、病気を患っている方のリハビリにも活用されている。

●エアリアルヨガ

ニューヨーク発の最新ヨガ。天井から吊るしたハンモックのような布を使って、逆立ちのポーズなどをとる。布に体を預けることで、背中の歪みなどを矯正する効果がある。

「ヨガの種類はたくさんありますが、呼吸に意識を向けて自分をより深く知り、慈しんでいく心は共通です。インストラクターやクラスの雰囲気でやり方が大きく変わるので、気になる教室やクラスに足を運んで、自分にマッチするところを見つけるといいですよ。周りは気にせず、自分のペースで続けてみてくださいね」

相性のいい流派や講師を見つけ、継続することが何よりも大切なんですね。まずは気になったヨガを試してみましょう!

取材協力:ヨガインストラクター Nanaeさん

仕事による心身の不調をきっかけにヨガに出会い、2008年にアシュタインヨガの正式指導者であるTarik Tahmi(タリック・ターミ)氏に師事した後、2012年に渡印してアシュタンヨガの総本山「KP JAYI」でSharath Jois(シャラート・ジョイス)氏に師事。翌年より、葉山や逗子、鎌倉、五反田などでヨガ講師として活動開始。「ヨガで人を笑顔に」がモットーで、生徒のリピート率も高い。

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