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冬のスキンケアにおいてもっとも気をつけるべきは「乾燥」です。
冬は大気に含まれる水分の量が少なく、また室内では顔にエアコンの風が当たることが多いため、いたるところに肌が乾燥する原因が潜んでいるからです。
そして肌が乾燥した状態は、肌のバリア機能が低下してしまうため、乾燥による小ジワや肌のくすみなど、肌トラブルを引き起こします。
そのため、冬の時期はいつもよりも肌の乾燥対策をしっかりと行うことが大切です。
冬の肌トラブルの原因となる乾燥にはどのような対処をすれば良いのでしょうか。
冬の乾燥対策として、日頃から簡単にできる3つの方法を紹介します。
冬は室内、室外ともに空気が乾燥しやすいので、部屋にいる時はしっかりと加湿をしましょう。
肌に理想の湿度は約60%以上と言われています。
とくに室内でエアコンやヒーターなどの暖房機器をよくお使いになる方にとって、部屋の加湿は必要不可欠です。
冬の肌の乾燥を防ぐには、紫外線対策も効果的です。
冬の紫外線は夏ほど強いわけではありませんが、それでも地表まで届いています。
紫外線を浴びると、肌の潤いやハリに必要なコラーゲンが破壊されてしまうため、肌の乾燥の原因となります。
冬だからと言って紫外線対策を怠ってしまうと、気がつかない間に肌に大きなダメージを受けるので注意しましょう。
冬の肌の乾燥対策には、スキンケアをしっかりと行うことも大切です。
とくに念入りに行いたいのが肌の保湿です。
肌にたっぷりと潤いを与えて、肌そのものの力を活かしてあげましょう。
ただし下記でお伝えするポイントに注意しないと、化粧品の効果が低くなることがあります。
以下で詳しくお伝えします。
実は冬のスキンケアは、手や顔の温度にも注意する必要があります。
その理由は、肌表面の温度の違いによって、化粧品の浸透率に違いがでるためです。
肌表面の温度が高いほど、化粧品の浸透率は高くなり、逆に低いほど浸透率は低くなります。
一般的に体温は36度前後ですが肌表面の温度はそれよりも少し低い32度~33度で、冬場にはなんと25度くらいまで下がります。
この温度差こそが化粧品の浸透に影響を及ぼすのです。
再春館製薬所では、三次元培養皮膚モデルを用いて温度が25度と37度の場合に、化粧品の成分の浸透量にどのような違いが出るのか測定しました。
その結果、37度のほうが高い浸透率になることがわかりました。
肌が温まると、細胞を固定する脂質の構造が柔らかくなります。
すると、肌がほぐれて化粧品の成分が浸透しやすくなるのです。
ですので、顔のスキンケアをする際には手や顔の温度に注意をして行うようにしましょう。
今度は、手や顔を温める、というマスト条件以外に、冬のスキンケアで実践したい3つのポイントをお伝えします。
肌の乾燥を防ぐ1つめのポイントは、洗顔をぬるま湯で行うことです。
冬は寒いためどうしてもお湯で洗顔をやりがちです。
中には、お風呂の中でまとめて洗顔を行うという方もいらっしゃいますが、一般的なお風呂の温度である40〜42度は肌にとっては熱すぎてしまいます。
洗顔は、適温で行わないと顔の皮脂が過剰に落ちてしまう原因となるので、乾燥を招いてしまいます。
そのため、洗顔は肌の表面の温度に近いぬるま湯で行ってあげることがコツです。
肌の乾燥を防ぐ2つめのポイントは保湿をお風呂の後にできるだけ早く行うことです。
とくに冬は大気中に含まれる水分が少ないため放っておくと、すぐに肌が乾燥してしまいます。
目安としては、お風呂上がりの5〜10分以内です。
肌の乾燥を防ぐ3つめのポイントは保湿をしっかりと行うことです。
保湿は、冬のスキンケアの肝となるため特に丁寧に行いましょう。
少しの心がけで肌の潤いは驚くほど変わるはずです。
ポイントは、化粧品を手のひら全体にしっかりと馴染ませて、顔に優しくハンドプレスをしてあげることです。
ハンドプレスを行うことで、目や小鼻の周りに手がフィットしますし、顔を包み込むように手を使うので、忘れがちなフェイスラインの乾燥を防ぐことができます。
手や顔が温まった状態でスキンケアをするのが望ましいので、冬はバスタイムこそ絶好のお手入れのタイミングです。
理想は湯船に浸かって体を温めてからケアすることですが、忙しい朝などはなかなか難しいですよね。
そんなときは、手軽に顔や手を温められる蒸しタオルや手浴を取り入れてみてください。
蒸しタオルは心地よいと感じる温かさを目安に、温度調節してくださいね。
蒸しタオルを使用するタイミングは、スキンケア用品の浸透を高めてくれるスキンケア前がオススメです。
クレンジングや洗顔をした清潔な肌に直接蒸しタオルを乗せ、冷める前に外しましょう。
その後、化粧水や乳液、クリームでしっかりケアします。
手浴は洗面器に入れた40度~42度のお湯に手を入れて、指先がポカポカしてくるまで温めましょう。
お好みに合わせてお湯にアロマオイルや保湿効果のある入浴剤を入れても良いでしょう。
手が温まったら、じっくりとハンドプレスしながら化粧品をなじませていきます。
蒸しタオルや手浴をした後の肌は、毛穴が開いたり皮膚温度が上がって水分が蒸発しやすくなっていたりと、非常に乾燥しやすい状態です。
お風呂上がりにすぐさま化粧水をつけるように、蒸しタオルや手浴をした後はできるだけ早くお手入れしましょう。
まだまだ寒さが続くので、これらのテクニックを活用して、より効果的なスキンケアを実践してくださいね。
いかがでしたでしょうか。
冬のスキンケアで最も大切なことは保湿です。
そのため、冬場のスキンケアのポイント、さらに保湿効果を高める蒸しタオルや手浴についてお伝えしました。
さらに上記にプラスして気をつけるべきポイントは、保湿に用いる化粧品として何を使うかということです。
自分の肌に合った化粧品をお使いいただくことで、肌の潤いをグッと実感できるでしょう。
そこで、一度お使いいただきたい化粧品がドモホルンリンクルです。
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2006年、再春館製薬所に入社。化粧品の効果評価試験、スキンケア研究に7年間従事した後、「ドモホルンリンクル」の商品開発の担当へ。お客様と同年代であり、二児の娘の母である視点と価値観を重視し、生涯ずっと安心して使い続けられる、効果実感の高い商品開発を目指し日々研究を重ねている。