まずは洗顔前に行う必要がある、「クレンジング」についてお話しします。
洗顔前の準備で大切なのは、まずメイクをきちんと落とすことです。
みなさんが普段使用する口紅やファンデーションなどは油分を含むため、しっとり感がありますよね。
油は水に強いという性質は皆さんご存じのとおりです。
化粧品に油分が含まれていることで、汗や涙によって化粧が落ちることを防いでいるのです。
そんな化粧品をしっかり洗い流すためには、化粧品と同じ「油」を使用するのが効果的です。
なぜなら、油は水と混じり合わない一方で、同じ性質の油とはよく混じり合うという性質を持つからです。
メイク用品は基本的に油性のものが多いので、同じ油性の性質を持つクレンジング料でしっかり落としてから洗顔にうつるようにしましょう!
では、クレンジングを使わないでメイク汚れを落とすことはできるのでしょうか?
軽いメイクであれば落とせるという石鹸もありますが、石鹸は水性なのでメイク汚れが残ってしまう可能性もあります。
最近の化粧品は、
といったように、機能性の高さが重視されてきています。
そのため、石鹸と水だけでは落ちにくくなっていることもあります。
また、肌に低刺激であるからと言って石鹸・水を使ったとしても、十分に落としきれず化粧が肌に残ってしまうことで、より大きなダメージを受けてしまうこともあります。
汚れは油性のクレンジングでしっかり落としてください。
ただし、同じクレンジングでも、洗浄力の強いものや、肌に合わないものは肌トラブルの原因となるため、自分の肌に合ったものを選ぶようにしましょう。
クレンジングが終わったら、洗顔で肌の汚れを優しく、でもしっかりと落としましょう。
まずは自分の洗顔のやり方が間違っていないか下記のチェックリストで確認してみましょう。
1つでも当てはまった方は要注意です。
この機会に正しい洗顔の方法を覚えましょう。
正しい洗顔で顔を洗えばきっと洗い上がりに驚くはずです。
以下で正しい洗顔の順番と方法について詳しくご説明します。
まずは石鹸で丁寧に手を洗い、手を清潔な状態に保ちましょう。
クレンジングなど手に油分があると洗顔料が泡立ちづらくなってしまいます。
洗顔料を濡らした手に各メーカーが指定する量で出します。
手のひらを少しくぼませて、水を加えながら指の腹で洗顔料を擦って泡立てます。
手に力が入りすぎていると泡に空気が入りづらくなるため、力を抜いて手を大きく動かすようにすると泡立ちやすくなります。
洗顔料がクリーム状になっている場合は、水が足りていないので水を加えて泡立てましょう。
きめ細かいレモン大の泡ができたら完成です。
手を逆さにしても落ちないくらいの泡がベストです!
泡を両方の手につけて、いよいよ顔を洗います。
手が直接顔に当たらないように、泡をクッションにして、顔全体に円を描くように洗います。
泡を転がすことを意識して、顔を洗うことがコツです。
顔を洗い終わったら、水かぬるま湯で約1分洗い流します。
お風呂のお湯は、温度が高すぎてしまうため肌の皮脂を過剰に洗い流してしまいます。
そのため「少し冷たい」と感じるくらいの温度で洗い流してください。
また、シャワーを直接顔に当てるのも肌への刺激となるためNGです。
桶に水やぬるま湯をためて、顔をすすぎましょう。
洗顔後はタオルで顔を抑えるようにして、水分を拭き取ります。
顔を優しくポンポンと当てるようにしてください。
タオルでゴシゴシと擦ってしまうと、肌に大きな負担がかかるので、せっかくのスキンケアが台無しになってしまいます。
保湿のポイントについては以下の記事をご覧ください。
より効果的に洗顔を行いたい方は蒸しタオルもおすすめ。
蒸しタオルは毛穴を開かせるので毛穴の汚れを落としやすくなります。
蒸しタオルを使ったスキンケアの手順
とっても簡単です!下を参考にしてみてください♪
蒸しタオルの作り方
*やけどには注意しましょう。
正しいスキンケアのポイントを理解できましたか?
4つのステップを守ってしっかりと洗顔を行えばきっと実感できるはずです。
洗顔からすぐに実践できるので、ぜひ試してみてください。
また洗顔などのスキンケアでは、スキンケア用品にもこだわりたいところです。
毎日肌につけるものだからこそ、自分の肌に合ったものを利用しましょう。
スキンケア用品にお悩みの方は、優しさと潤いに徹底的にこだわり開発されたドモホルンリンクルがおすすめです。
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大学院修了後、再春館製薬所に入社。「ドモホルンリンクル」の商品開発、企画、研究に従事。研究開発員として一貫して年齢を重ねていく肌と向き合い続ける。最新の皮膚研究、肌老化研究を重ねながら、日々寄せられるお客様の声を商品に反映してきた。