家事をしても美しい手になる! ハンドモデルに学ぶ手荒れケア

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ウレハダ編集部

家事をしても美しい手になる! ハンドモデルに学ぶ手荒れケア

メイクやファッションで若々しく見せても、年齢が表れてしまうのが手の甲。水仕事のせいで、手がガサガサに乾燥してしまった、という人もいるのでは? 手荒れは主婦に多く見られることから、「主婦湿疹」とも呼ばれているのだとか。

家事による手荒れを防ぐ方法

どうすれば、家事による手荒れを防げるのでしょうか? ハンドモデルの谷中詩穂さんに教えてもらいました。

「食器を洗う際は、ゴム手袋やビニール手袋などを使って、肌に洗剤が付着しないように心がけてください。もし、それらが使えない状況ならば、手についた洗剤をしっかりと洗い流すことを忘れずに。そして家事が終わった後は、ハンドクリームなどで必ず保湿をしましょう」

谷中さんは、食器を洗う際はゴム手袋をはめ、洗濯物を外に干したり取り込んだりするときは、日焼け対策としてアームカバーをつけるといいます。また、水仕事はあえて毎日やらないでおくのも美しい手を保つためのコツのようです。さすがハンドモデル…!

ただし、手を守ってくれるゴム手袋も、古くなると硬化し、かえってかぶれやすくなる危険性も。1カ月ごとなど、こまめに替えるのが理想的です。また、ビニール手袋は取り出しやすくするためにパウダーが付いているものがあり、このパウダーの成分である滑石(かっせき)にアレルギー反応を起こす人も。心配な場合は、パウダーフリーの使い捨てビニール手袋を選ぶのがよいでしょう。

うるおいのある手を取り戻すためには?

では、すでに手荒れしている場合は、どのようなケアをすればいいのでしょうか?

「すでに手荒れをしている場合は、肌に刺激を与えるのがよくないので、赤ちゃんが触れても大丈夫な低刺激のケア用品を使用してください。あかぎれなど荒れている部分は、気になっても触りすぎないようにしましょう」

あまりにもひどい場合は、皮膚科に行くことをオススメします。また、手荒れがそこまで深刻ではないけれど、定期的にプロにケアをしてもらいたい場合は、ネイルサロンもアリだとか。

「ネイルサロンで働いている方たちは、ハンドケアについても勉強しています。ネイルをオシャレにしてもらうついでに、プロにハンドケアもお願いすれば、より良い状態の手になりますよ」

日ごろはセルフケアで手荒れ対策をしつつも、たまにはスペシャルケアとしてプロの方に見てもらうと良さそうです。水仕事をしながらも、年齢を感じさせない美しい手を目指しましょう!

取材協力:ハンドモデル 谷中詩穂さん

ジャズモデルエージェンシー所属。ネイル関係の雑誌やTVCM、書籍など幅広いジャンルの広告を中心に、ハンドパーツモデルとして活動している。

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