外出時には手袋が必須! ハンドモデルに学ぶ手荒れケア

著者プロフィール画像

ウレハダ編集部

外出時には手袋が必須! ハンドモデルに学ぶ手荒れケア

水仕事の後のハンドケアは意識していても、普段の外出時までは意識していないという人も少なくないのでは? ハンドモデルの谷中詩穂さんによれば、「乾燥しやすい冬場はもちろん、季節問わず日中でもお手入れが必要」だとか。そこで、外出時のケア方法を教えてもらいました。

出かけるときには手袋はマスト!

「外出するときには、手袋が必需品。夏は日焼け対策、冬は防寒対策になるのはもちろん、手の乾燥やケガを防げます。皮膚が弱い方は、綿やシルクなど肌にやさしい天然素材の生地を選ぶといいでしょう」

また、手袋をしていても、こまめにハンドクリームを塗るなどして、保湿を心がけるのがやはり大切です。

「手を洗った際や、空調が効いて乾燥した場所に長時間いたときなど、『手が乾燥したな』と思ったら、すぐにハンドクリームを塗りましょう。乾燥対策だけでなく、美白成分が含まれているハンドクリームを使うと、より美しい手になれますよ」

また、乾燥した手は、ささくれができやすくなります。ささくれ対策には、爪の根本に塗るキューティクルオイルがオススメとのこと。リップクリームやペンほどのサイズ感なので、持ち運びにぴったりです。

「そのほかに、食生活も重要です。顔や手の肌が少し荒れていると感じたら、フルーツを積極的に食べましょう。難しい場合は、ビタミン系のサプリメントで代用してもいいと思います」

ちなみに、ささくれを発見したら傷口が広がらないよう、すぐにニッパーなどでカットするといいそうです。外出先でも切れるように、持ち運びしやすいネイル用のニッパーも売られています。間違っても、引っ張ってちぎることはしないように!

「ケア用品ではありませんが、爪用接着剤をポーチに入れておくと重宝します。万が一、爪に横から亀裂が入ってしまった場合の応急処置として使えますよ」

■アルコール消毒やハンドドライヤーは使っていいの?

外出先で特に気になるシーンといえば、トイレなどで手を洗ったとき。アルコール消毒やトイレの石鹸、ハンドドライヤーは使っていいのでしょうか?

「自身の肌質を理解したうえで使用するなら問題はありません。ただ、どうしても肌に負担はかかるので、必要なときだけ使うのが望ましいです。使いすぎると肌の油分が奪われ、手荒れを起こしてしまいます。もちろん、使用後は必ずハンドクリームなどで保湿しましょう」

ハンドクリームとキューティクルオイル、ニッパー、爪用接着剤はハンドケアの必需品。お出かけの際にもポーチのなかに忍ばせて、丁寧なハンドケアを心がけましょう!

取材協力:ハンドモデル 谷中詩穂さん

ジャズモデルエージェンシー所属。ネイル関係の雑誌やTVCM、書籍など幅広いジャンルの広告を中心に、ハンドパーツモデルとして活動している。

公式サイト