寝るときはフェイスケアだけじゃない! ハンドモデルに学ぶ手荒れケア

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ウレハダ編集部

寝るときはフェイスケアだけじゃない! ハンドモデルに学ぶ手荒れケア

顔よりも年齢が出やすいといわれる手。スベスベの手を目指すなら、寝る前に顔と同じくらいしっかりとお手入れするのが大切。そこで、手のお手入れのプロ、ハンドモデルの谷中詩穂さんに、就寝時のハンドケア方法を教えてもらいました。

入浴時には、手を泡でやさしく洗う!

「入浴の際などは、石鹸やボディソープをしっかりと泡立ててから、泡だけでやさしく洗うようにしてください。洗顔と同様に、ゴシゴシこするのはNG。また、手の皮膚は薄いため、ボディ用スクラブなどで過度に角質ケアすると肌に負担がかかります。角質ケアをするなら週1回くらいのペースがいいでしょう」

感染症予防時は、しっかりと手洗いする必要があるものの、お風呂ではやさしくがポイントだそう。指のムダ毛を処理するときも、自己処理では肌を傷つける可能性があるので、サロンで脱毛するのがオススメ。

「入浴時に気をつけたいのは、髪を洗うとき。肌の弱い人は、シャンプーやリンスの成分をネットで調べたり、美容師さんと相談したりしながら決めるといいかもしれませんね。私はアレルギーを持っていないので、成分にはあまりこだわっていませんが、シャンプーブラシを使って、なるべく素手で触れないように気をつけています」

顔のスキンケアを手にも行う!

お風呂から出たら、大切なのが保湿です。でも、顔や体に加えて手までとなると、なんだか大変そう…。

「私はお風呂上がりに行うフェイスケアを、そのまま手にも行っています。そうすれば手間がかからず、毎日のケアも負担にはなりません。続けていくうちに、うるおいのある手になりますよ」

顔のスキンケアと一緒に化粧水や乳液をつけるのであれば、今夜からでもすぐに始められそうですね! ハンドクリームを塗って綿の手袋をして寝るケアが知られていますが、この方法は有効でしょうか?

「手荒れしているときは治りが早くなる、とてもいいケア方法ですね。ただ、私の場合は暖かくして寝るので、睡眠中に手のひらに汗をかいてしまうんです。すると、手袋の中が蒸れて、かえって逆効果になります。体質によっては合わない人もいるので、就寝時の手袋はマストではありませんよ」

ちなみに、睡眠不足になると肌がボロボロになったり、目の下にクマができたりするように、手もむくんだり、さされくれができたりしやすくなるのだとか。ささくれ防止には、保湿だけでなく睡眠も大切な要素なんですね。

顔はメイクで、体は衣類でカバーできますが、手はそのままの状態が最も人目に触れるパーツ。細心の注意を払って、お手入れしてみましょう!

取材協力:ハンドモデル 谷中詩穂さん

ジャズモデルエージェンシー所属。ネイル関係の雑誌やTVCM、書籍など幅広いジャンルの広告を中心に、ハンドパーツモデルとして活動している。

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