おでこや鼻の下などに生えるうぶ毛。お手入れしたいけれど、一歩間違えると自己処理は肌を傷つけかねません。どのようにして剃るのがいいのでしょうか? そこで、シェービング専門店「Beauty Face(ビューティーフェイス)」の広報担当者にコツを聞いてみました。
「うぶ毛を剃ると、古い角質も一緒に除去されて顔色が明るくなるほか、肌がやわらかくなって、基礎化粧品の浸透やファンデーションのノリも良くなります。余分な皮脂や汚れがつきにくくなってニキビ予防ができたり、毛穴が目立たなくなったりと、多くの美肌効果が期待できます」
うぶ毛処理は見た目だけではなく、美肌にも効果的だとは…! では、どうやって処理すればよいのでしょうか? 手順を教えてもらいました。
「顔周りのうぶ毛を処理するときは、I字形のフェイス用カミソリを使ってください。手順をマスターすれば15分ほどできれいに剃れますよ」
●I字形のカミソリ(使い捨てタイプで安全ガード付きのもの)
●シェービングクリーム(泡で肌が隠れてしまうシェービングフォームは危険なのでNG)
●チークブラシ(毛がやわらかいもの)
肌がやわらかくなっているお風呂上がりに行いましょう。または、洗顔後に、蒸しタオルを顔に5秒ほど当て、肌を温めてから行います。
STEP1:シェービングクリームを塗る
チークブラシを水で濡らしてからシェービングクリームをつけ、地肌が透けてみえる程度に薄く塗っていきます。一度に顔全体に塗るとクリームが乾いてしまうので、剃る部分ごとに分けて塗り、眉→おでこ→眉間→もみあげ→頬→フェイスライン→あご→目の下→鼻の下→鼻の順に処理しましょう。
STEP2:正しい方法で剃る
力が入りすぎないように、カミソリを鉛筆のように持ちます。スムーズに動かすために、反対側の手で肌をピンと張るのがポイント。剃るときは毛の流れにそって、カミソリを上から下へ滑らせていきます。肌に対して平行になるよう、なるべく刃を寝かせて剃りましょう。
必要な角質を剥がさないために、同じ箇所を2回以上なぞらないように注意してください。刃にうぶ毛が詰まったら水ですすぎましょう。こまめに洗うことで切れ味が復活しますが、使い捨てカミソリは2~3回使ったら新しいものと交換するのがベター。
STEP3:アフターケア
すべて剃り終えたら、ぬるま湯でシェービングクリームを落とし、化粧水で保湿します。このときに、ピーリングやスクラブ洗顔を使用したり、顔を叩いて化粧水を浸透させたり、マッサージをするのは、肌への刺激が強すぎるので控えましょう。
ちなみに、うぶ毛を剃るのにオススメの周期はあるのでしょうか?
「あまり周期にこだわらず、“肌がゴワゴワしてきたな”と感じたら剃るといいでしょう。眉の周りや口元、目の下、眉間などは毛が目立ってきたら剃ったほうがいいですが、週1回程度が目安です。ただし生理の日や日焼け直後は、肌が敏感になっているので避けてください。またケガをしないためにも、時間に余裕があるときに行うのが理想的。エステ感覚で楽しんでくださいね」
準備を怠らずに行えば、自己処理も怖くはありません。エステ感覚で実践してみましょう!
ビューティーフェイスは、女性による女性のためのシェービング・フェイシャル・ブライダルシェービング専門サロン。プロの理容師の手でやさしく丁寧にシェービングすることによって、透明感のある肌によみがえらせる。
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