近年、ダイエット効果を狙って入会者が急増しているというキックボクシング。全身運動でたっぷり汗をかき、ストレス発散&ボディラインもスッキリすると話題沸騰中! 実際にどのようなトレーニングをしているのか、「東京ガールズキックボクシング部」を手がけるレフティージムで体験しました。
お話を聞いたのは、同ジムのチーフトレーナー・金澤元気さん。なぜキックボクシングが女性たちから注目を浴びているのでしょうか?
「最近は有名なモデルさんなど、美容目的のフィットネスとしてキックボクシングを取り入れている女性が急増しています。当ジムでも、大学生から30代~40代の方まで、会員の年齢層も広がっています。実際にサンドバッグを蹴ったり殴ったりして、非日常的なおもしろさを味わいながら美容効果も狙えるのが人気の理由だと思います」
「キックボクシングの動作は、基本的にパンチとキックです。たとえば、パンチは女性が気にしている二の腕の引き締め効果が、キックは基本的に腰の回転でくびれ効果が期待できます。また、脚の筋肉も全体的に使うので、美脚効果もあるといわれています」
筆者が今回体験したクラスは、室内を暖めた状態でのトレーニング。汗をかきやすく、新陳代謝を上げることができます。
「1時間のクラスで、パンチとキックを使った有酸素運動と、フィジカルトレーニング(筋トレ)をミックスしているので、楽しく運動しながら効率よく全身を引き締められますよ」
体験した「ガールズホットキッククラス」は、レフティージムで大人気のレッスンクラス。所要時間は1時間で、最大30名までが受講できます。常に男性トレーナーが4~5名で指導してくれるので、初心者でも安心して受けられます。
レッスンの大まかな流れは次の通り。
1:準備運動(5分)
キックボクシングは激しい運動。ケガをしないようにまずはストレッチを中心に体をほぐす。
2:シャドウボクシング(15分)
パンチとキックを組み合わせながら、シャドウボクシングでフォームを確認。
3:サーキットトレーニング(約30分)
サンドバッグを打つ→ミットを打つ→フィジカルトレーニングの3カ所に分かれて、ローテーションしながら練習する。
4:整理運動(10分)
心と体を落ち着けたら、レッスン終了。
あっという間に、初めてのキックボクシング体験が終了。メインのサーキットトレーニングでは、実際にサンドバッグやミットを蹴るので、ストレス発散にぴったりです! 初心者でもマンツーマンでフォームを教えてもらえるので、すぐにきれいなキックが打てるようになりました。
フィジカルトレーニングでは、主に腹筋を鍛えるため、普段あまり運動をしない筆者はかなり大変…。でも、「みんなで部活のように楽しむ」というジムのコンセプト通り、ハードな練習もわいわい楽しめましたよ。
汗をかいてリフレッシュしたい方やダイエットを始めたい方は、ぜひ一度キックボクシングを体験してみてはいかがでしょうか?
女性のキックボクシングの先駆けとして発足した「東京ガールズキックボクシング部」をはじめ、たくさんのプロ選手も所属しているレフティージムでチーフトレーナーを務める。
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