ブーツ姿に自信を持とう! 正しい歩き方ができるブーツの選び方

著者プロフィール画像

ウレハダ編集部

ブーツ姿に自信を持とう! 正しい歩き方ができるブーツの選び方

寒い秋冬は足元の防寒・オシャレに大活躍のブーツ。でも、ヒールが高いときれいに歩くのが難しいことも…。そこで、ウォーキングインストラクターの谷英子さんに正しい歩き方ができるブーツの選び方をお聞きしました。

「ブーツは足首の関節が固定され、動きが制限されてしまうため、どうしても歩きにくくなります。たとえば、ニーハイブーツを履いていても、膝が曲がっているとブーツだけが動いているように見え、ブーツに履かれてしまっている状態に…。腰から足を出すようなイメージで膝をまっすぐにして歩くと、ニーハーブーツが足にフィットし、本来の足長効果を発揮することができますよ」

とはいえ、ブーツを履きながら正しい歩き方をするのは至難の技。そこで、なるべく正しい歩き方がしやすくなるブーツの選び方をご紹介します。

ポイント1:ヒールの形

ヒールの接地面が広いほうが歩きやすいです。ピンヒールはなるべく避けましょう。どうしても華奢なヒールを履きたい場合は、シャンパングラスのように接地面だけが広くなっているタイプを選ぶと◎。ヒールの太さもほどほどに安定しているものがいいでしょう。

ポイント2:ヒールの高さ

ヒールの高さは5~6センチまでのミディアムがオススメ。7センチを超えてくると、地面につく足底部が限られてしまい、歩きにくくなります。5~6センチ程度までなら、まだ足裏をしっかりと意識して動かすことができます。

ポイント3:ヒールの位置

安いブーツに多いのが、ヒールの芯が真ん中についていないもの。重心が取れなくなり、足に負担がかかるので注意が必要です。靴を置いて後ろから見たときに、ヒールがかかとに対してまっすぐになっているか確認してから購入しましょう。インポートのものなど、左右がずれている場合もあるので要注意。

ポイント4:筒の太さより柔軟性

歩きやすいのは、柔軟性があり、関節の動きを妨げないブーツです。足にフィットしていても、ソフトレザーなどで足首が動きやすければ大丈夫。どんなに筒周りが大きくても、ハードレザーで足首の曲げ伸ばしの動きを制限してしまいやすいものは避けましょう。

また、ウェッジソールや厚底は一見歩きやすそうに見えても、「底上げしているので、足裏の返しがしにくいものが多く、実は歩きづらいんですよ」と谷さん。

ブーツ姿に自信が持てるよう、デザインだけでなく、歩きやすいブーツを選びたいですね。

取材協力:エイコウォーク主宰 谷英子さん

ウォーキングインストラクター、骨格姿勢インストラクター、健康運動指導士。骨格矯正の専門クリニックで骨格姿勢インストラクターを務める。10年以上の経験をもとに、体のゆがみの改善から行なう独自のウォーキングメソッド「骨盤ウォーキング」を考案。現在、表参道を拠点にウォーキング教室を開催する他、各地で公演・イベント・セミナー講師としても活動。TV・雑誌などのメディアでも幅広く活躍中。

公式サイト

この記事に関するカテゴリ