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湿度が急激に上がる6月は体内に水分が溜まりやすく、どうしてもむくみがちになります。
ほかにも倦怠感や眠気、だるさを感じる人も…。
漢方では、体の不調の原因となる湿気を「湿邪」と呼びます。
そして湿邪は、体内に余分な水分を溜め込むと言われているため、この時期は体内の“水のめぐり”を高めることが大切なのです。
半身浴やリンパマッサージで、滞りがちな水分や老廃物を積極的に排出するよう心がけましょう。
梅雨の時期は湿度もが高く、気温も徐々に高くなる季節です。
蒸し暑い梅雨時期の気候は肌に関するさまざまな悩みを引き起こします。
以下で詳しく見てみましょう。
湿度が高い時期は、汗が蒸発しにくいため汗腺が覆われ、汗が出にくくなります。
これによって、体内に水分が溜まりやすくなるのです。
すると、必要以上に溜まった水分が体を冷やしてしまい、リンパの流れも悪化して老廃物も溜まってしまうことに…。
こうした水分や老廃物が、体のむくみだけでなく、どんよりとした肌のくすみにもつながります。
また、ターンオーバーを遅らせる原因にも。
皮脂が増え、肌に汗がとどまりやすいため、冬とはまた違った肌トラブルが起こりやすくなります。
じっとりとした気候になると、顔のテカりやベタつきが気になり始めますよね。
夏は、冬と比べて皮脂の分泌量が2倍になるといわれています。長時間メイクをしていると、皮脂がメイク用品の油分と混ざり、次第に酸化していきます。
それが刺激となって肌荒れを起こす原因にも…。
また、この時期は気づかないうちに汗をかいていることもあります。
汗に含まれる塩分は肌への刺激になるほか、汗をかくことで本来は弱酸性に保たれている肌表面がアルカリ性に傾きます。
これにより細菌が繁殖して、肌へのダメージにつながってしまうのです。
Tゾーンは皮脂が増えやすい場所です。
肌に残った皮脂が酸化して黒く変色すると、顔がくすんだ暗い印象に見えてしまいます。
部分的に皮脂が増えると、肌がテカリやすくなるほか、ファンデーションが崩れやすくなってしまいます。
ターンオーバーが遅れると、角質が厚くなり、肌を外部から守る力が弱まることで、乾燥します。
それにより、乾燥小ジワ(ちりめんジワ)の原因にも。
汗や皮脂が肌に残ると細菌が繁殖して、肌荒れの原因になります。
毛穴に皮脂や汚れが詰まると黒ずんで見えます。
小鼻のまわりは特に詰まりやすい部分なので注意が必要です。
では、上記でお伝えしたような梅雨の時期の肌トラブルにはどのような対処すれば良いのでしょうか?
梅雨の時期のスキンケアのポイントを3つお伝えします。
ジメジメした梅雨の季節は洗顔をしっかりと行いましょう。
もともと肌には“ハリを生む力”や“うるおいを保つ力”は備わっていますが、“汚れを落とす力”は備わっていません。
汗や皮脂により特に汚れが残りやすいこの時期は、不要なものをしっかりと落とすことが肌にとって重要なケアとなります。
だからこそ、日々の洗顔が大切です。
乾燥が気にならないからといって、スキンケアをおろそかにするのはNGです。
丁寧なお手入れを続けて、厳しい夏に備えなければなりません。
梅雨の時期のメイク直しの際は、保湿をしっかりと行うことがポイントです。
メイク直しの際はまず、皮脂による肌ダメージを防ぐためにも、脂取り紙で余計な皮脂を取り除きましょう。
そして、次に保湿をセットで丁寧に行うことが大切です。
梅雨の時期は、皮脂の分泌が多いため「保湿でさらに肌がベタベタになるのでは」と不安になるかもしれません。
しかし、皮脂が多いことで感じるべたつきは、肌を乾燥から守ろうとして皮脂が出てきている場合があります。
保湿によって水分で肌を満たすことで、乾燥が原因の余分な皮脂の分泌を抑えることができます。
メイク直しの際の保湿には、ベタつきづらいスプレータイプの化粧水をお使いいただくことをオススメします。
保湿のあとは最後にファンデーションを塗りなおしましょう。
梅雨の時期も紫外線対策はしっかりと行いましょう。
梅雨の時期は、紫外線の量が多くなるだけでなく、紫外線そのものも強くなるからです。
雨の日が多いために実感しづらいですが、梅雨の時期である6月は、1年の中でも、7〜8月についで紫外線の量が多い季節です。
もちろん雨の日であっても、紫外線は地表に届いているため、紫外線対策を怠ると肌トラブルの原因に。
さらに曇りや雨の日は、場合によっては晴れの日よりも紫外線が多くなることがあります。
雲の間から太陽が出ている場合には、雲に当たった光が散乱することで、紫外線が多く地表に届くためです。
そのため忘れがちな梅雨こそ紫外線対策が必要なのです。
ターンオーバーの遅れや皮脂・汗による肌トラブル。
肌にとってつらい時期のように思えますが、悪いことばかりではありません。
湿度が高いこの季節は空気中に水分が多く含まれているため、肌が乾燥しにくいのです。
実は、この時期の湿度は肌にとって理想的といわれる60~65%。
湿度が高いとスキンケア用品が浸透しにくいと思われがちですが、水分を十分に含んだやわらかい状態の肌は、化粧水などの成分が浸透しやすいのです。
また、マイナスイメージの多い皮脂も、本来は水分の蒸発を防いだり、外部からの刺激に対するバリア機能を担っていたりする大切な成分。
水分とのバランスが取れていれば、肌の強い味方になります。
さらに、皮脂は年齢を重ねるごとに減少するもの。
皮脂の分泌量が増えるこの時期は、潤ったみずみずしい肌をつくるチャンスでもあるのです。
そして潤いやハリのある肌を目指すにはドモホルンリンクルがオススメです。
ドモホルンリンクルは年齢を重ねた肌に潤いを与え、肌そのものの潤う力を活かしてくれます。
そしてスキンケアのコツは、ズバリ自分の肌にあった化粧品を使うことです。
自分の肌に合わない化粧品は、肌への過度な刺激や、肌荒れの原因にもなります。
もし「どんな化粧品を使ったらいいかわからない」という方は、ドモホルンリンクルの無料お試しセットをお使いになられてはいかがでしょうか。
2006年、再春館製薬所に入社。化粧品の効果評価試験、スキンケア研究に7年間従事した後、「ドモホルンリンクル」の商品開発の担当へ。お客様と同年代であり、二児の娘の母である視点と価値観を重視し、生涯ずっと安心して使い続けられる、効果実感の高い商品開発を目指し日々研究を重ねている。