30代・40代も普段から使いやすい! トレンドの赤シャドウのメイクテク

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ウレハダ編集部

30代・40代も普段から使いやすい! トレンドの赤シャドウのメイクテク

冬になると各ブランドから、見るだけで幸せを感じるほどの色鮮やかなコフレが発売されます。「コフレを買うのが毎年冬の楽しみ!」という人も多いですよね。でも、コフレに入っているトレンドカラーは、大人にとってあまりにも「流行りもの」の印象が強く、つけにくい…と思ってしまうことも。

トータルビジュアルプロデューサーのMANAMIさんによると、今年は「赤シャドウ」が人気で、この色は30代・40代の大人の女性こそ、試してほしいそうです。

赤のアイシャドウって、なんだか使い方が難しそうな気がしますが、使い方次第で、オフィスやデートの普段使いにもぴったりに仕上げる方法があるのだとか。そこでMANAMIさんに、この冬流行中のカラー『赤シャドウ』の使い方を教えてもらいました。

大人にオススメ!赤シャドウの使い方

「この冬人気のアイメイクで、30代・40代の大人の女性にぜひ試してみてほしいのが赤シャドウです。雑誌でモデルがメイクをしている写真や、メイクパレットを見ると赤の発色が強すぎるように感じて、『私には無理…』と思われるかもしれません。でも実は赤い色って、大人の日本女性にとっても似合う色なんですよ」とMINAMIさん。

赤をこってりとまぶたに塗ってしまうのではなく、目元にワンポイントとして入れることで、旬の雰囲気が出て印象的な目元に仕上がるのだとか。

ただ、どうしても赤はオフタイムにしか使えない印象が強いのですが…。

「TPOに合わせて入れ方を変えれば、オンオフ問わずに使えますよ! お仕事のときは、アイホール全体はベージュやオレンジなど、おとなしい色合いで仕上げて、赤は目のキワのみに入れてください。パーティやデートのときは、下まぶたにキワにも赤をのせて、さらにアイホールはパール感のあるアイシャドウをプラスして。同じように赤を使っても、印象はかなり変わります」

お仕事のときも上品に! オフィス用の赤メイク

赤シャドウ1

「お仕事などの普段用に、赤シャドウを入れるときの見本です。ここでは、オレンジベージュをアイホールに入れてグラデーションにし、赤は目のキワのみに入れています」

華やかな目元に! パーティや勝負デート用の赤メイク

赤シャドウ2

「パーティや勝負デートで、印象的な目元に仕上げたいときの赤メイクです。先ほどの『オフィス用』メイクをした後に、上まぶたにゴールドパールの入ったアイシャドウを重ねます。さらに、アイラインを引く感覚で、下まぶたの目のキワにも赤を入れました」

赤のように発色がしっかりしている色のアイシャドウを使うときには、目を閉じたり、伏し目になったりした時にさりげなく見えるくらいの幅で色を入れると、自然な仕上がりになるそう。

また、赤メイクをするのがはじめての場合は、チークとリップは同色系にまとめて、トーンを薄めに仕上げましょう。目元の色が朱色系の赤なのか、青みのあるクリムゾンレッドなのかによって、合う色合いが変わってきます。

MANAMIさんによると「朱色系ならチークやリップもオレンジベージュ、青みがあるレッドならピンクベージュとなじみがよい」そう!

「質感もぜひ意識してみてください。オフィスで使うなら微パールの入ったマット寄りの質感のシャドウを選び、パーティーであれば大粒ラメやパールの入った質感のシャドウで輝きをプラスします。いずれも、身につける服やアクセサリーの質感に合わせるといいですよ」

目元のメイク崩れは、少しなじませることがポイント!

赤メイクはその鮮やかさから、「若い人向けでは」と思ってしまいそうですが、選び方に注意すれば年齢を問わずに似合うそう。

「今まで使ったことがないカラーを試す時に失敗しないコツは、自分の年齢がターゲットになっているブランドからコスメを選ぶことです。その年代の女性がつけて一番キレイに見えるよう、質感や肌へのつき方が計算されているもの。ブランド選びに気をつけるだけで失敗が減り、上品な仕上がりとなりますよ」

また、年齢肌のお悩みでも多い「乾燥による、目尻のメイク崩れ」についても聞きました!

赤メイクはきれいな状態が長持ちしてこそ、映える色でもあります。どんな塗り方をしたら長時間崩れることなく、塗りたての状態をキープできるのでしょうか?

「目尻に向けて、目に見えないちりめんジワがあると、ファンデーションがシワの間に溜まり、目尻側のメイクが落ちやすくなります。それを防ぐには、ファンデーションを塗った後に、目尻から目頭側に向けて、指でそっとなじませましょう。土台をしっかりと作るこのひと手間を加えることで、アイシャドウやマスカラ、アイライナーも崩れにくくなりますよ」

この冬トライしたい赤メイク! これからは毎朝のメイクで丁寧な下地作りを心がけつつ、MANAMIさんの教えを参考にしながら、トレンドの赤シャドウ&メイクを楽しんでみませんか♪

取材協力:トータルビジュアルプロデューサー MANAMIさん

15歳よりモデルをはじめ、18歳で単身海外へ。モデルを引退し帰国後に、メイクアップアーティストに転身。現在はモデルやミスコンファイナリスト、専門家など向けにヘアメイクのみならずウォーキング、ポージングなど「見た目に関する全ての指導」を行うトータルビジュアルプロデューサーとして活動。代表著書はロングセラーの『メイクの超基本テクニック』(マイナビ刊)

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