スーパーフードの効能&おいしいレシピ ~ココナッツオイル編~

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ウレハダ編集部

チアシード、アサイー、ココナッツオイルなど、続々と登場している「スーパーフード」。その名のとおり、女性の美容や健康にうれしい効果をもたらしてくれる、すごい力を秘めた食材なんです。

キヌア編に引き続き、スーパーフードに詳しい美養フードクリエイターの岩田麻奈未さんに、「ココナッツオイル」の効果とおいしいレシピを教えていただきました。

アンチエイジングに効果を発揮する「ココナッツオイル」をピックアップ!

ココナッツオイル

今回は、抗酸化酵素の働きを活性化させる「ココナッツオイル」についてご紹介します。

ココナッツオイルとは?

「成熟したココナッツの実から抽出したオイルです。一般的な植物油とは異なる飽和脂肪酸という油脂で、20度以下では固体、それより高温だと液体になる特徴があります。また、脂肪分の約60%が中鎖脂肪酸で、そのうち約50%がラウリン酸。このラウリン酸は、免疫力を高める働きがあり、母乳に含まれることから生命をつかさどる“命のオイル”とも呼ばれています」

得られる栄養素と効能

「ココナッツオイルの主成分である中鎖脂肪酸は、小腸で吸収される際に消化酵素を必要としません。そのため、すばやく吸収されて、肝臓で『ケトン体』変わります。このケトン体には、糖の代わりに脳や筋肉のエネルギ―となる働きがあるほか、体に備わっている抗酸化酵素を活性化させる役割も。アルツハイマーの予防やアンチエイジング、ダイエットに効果的なオイルとして注目されています」

簡単! ココナッツオイルを使ったおいしいレシピ

~ココナッツオイルで作るローチョコレート~

スーパーフードの効能&おいしいレシピ ~ココナッツオイル編~

このレシピに関するお悩み

材料(2名分)

  • ココナッツオイル ・・・・・・・・・ 50g
  • ローカカオパウダー (なければココアで代用) ・・・・・・・・・ 20g
  • ローナッツ・ドライフルーツ ・・・・・・・・・ お好みで少量
作り方
  • ココナッツオイルを湯せんで溶かす。

  • (1)にカカオパウダーを加え、よく混ぜたら型に流し込む。

  • 冷蔵庫で5分~10分冷やし、チョコレートが少し固まったら、お好みのナッツやドライフルーツを乗せる。

  • さらに冷やして固めたら出来上がり。

POINT ココナッツオイルは、20度を超えると溶け始めるので、冷蔵庫から出したらすぐに食べましょう。固形のままトーストにのせて食べたり、ホットミルクやコーヒーに入れたりしてもおいしくいただけますよ。溶かしてチョコレートソースのように使ってもOK。

取材協力:美養フードクリエイター 岩田麻奈未さん

中医薬膳師、健康リズムカウンセラー、味覚カウンセラー(スタンダード)。大学卒業後、4年間の会社勤務を経て「Manami’s Kichen(マナミズ キッチン)」を開校。パリの料理学校「Ecole Ritz Escoffier(エコール リッツ エスコフィエ)」でフランス料理を学んだ後、「本草薬膳学院」にて薬膳を学び、中医薬膳師の資格を取得。おいしく食べて心も体もきれいになる食スタイルを提案する。

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